渓水テック

近年、生成AIのChatGPTの登場によって、AI活用の幅はより一層広がりました。

ChatGPTで使われているモデルは、「大規模言語モデル（Large Language Mdel：LLM）」と呼ばれるもので、非常に膨大な文章などのデータセットとディープラーニング技術を用いて構築されています。まるで、人間が書いたような文章を生成できるのが特徴。

他にも、文章を生成するだけではなく、Web検索をしたり、プログラミングのコードを生成することも可能です。最近では、ユーザーからの入力に応答するだけではなく、課題解決のために自分で計画し、ブラウザやアプリを使って課題を解決する「AIエージェント」にも注目が集まっています。

このようなこともあり、今後LLMをWebアプリやスマートフォンアプリに組むことが進んでいくと見られます。LLMをアプリケーションに組むことで役に立つのが、「LangChain」というフレームワークです。

https://www.langchain.com

LangChainは、テキストデータの読み込み・チャットの履歴の保存・連続した命令・ブラウザ検索などに対応した豊富なモジュールが特徴。これによって、LLMを組み込んだアプリケーションの開発がスムーズになります。LLMを使ったアプリケーションには、ChatGPTのようなチャットボット・文章の作成ツール・社内文章を元にしたヘルプサイトなどが挙げられるでしょう。

LangChainを学ぶことで、LLMを使ったアプリケーションの開発の手法を知ることができます。